kick the base

好きな映画、音楽、マンガ、プログラム、デザイン、3DCG、ゲームのこと。

第10回3DCGMeetupの反省とこれから

本記事はIT勉強会/コミュニティ運営 Advent Calendar 201623日目の記事です。

ぼくが主催させていただいている3DCG Meetup(以下3DMU)の理念は以前まとめた下記に詳しいです。

3DCG勉強会を主催して -3DCG Meetupとは - kick the base

簡単に言うと

  • ユーザー主導であること
  • 特定のメーカー、アプリケーション、コミュニティに縛らないこと
  • セミナーではなく、参加型の勉強会であること

こちらをモットーに続けている勉強会です。

本記事では当勉強会の特徴をご紹介し、運用上大事にしていることやノウハウについてお話しようと思います。

また、直近に行った第10回の反省点を元に、今後どのような対策をとっていくかについてご紹介したいと思います。

当勉強会の特徴

他の勉強会には中々見られない点もあるかと思います。ご参考いただければ幸いです。

日本各地から集まってくださる登壇者・参加者

今回のアドベントカレンダーに参加されている勉強会を拝見すると、地場に即した土着的な勉強会が多く見受けられます(各文化が色濃く出て素晴らしいと思います)。

それに対し、3DMUは登壇者・参加者ともに日本各地からいらしてくれます。(特にボランティアである登壇者様には頭が上がりません)

東北・中部・四国から参加してくださる方もおられ、そして少なからずリピーターもおられるという驚異的な勉強会となっています。

上記とあいまって、懇親会が4次回、5次回と朝までコースもザラです。(というか少なくとも僕は毎回ですね)

主催のぼくが岩手県在住ということもあり、開催日は宿を取らず朝まで飲むというこのストロングスタイル。マジみんな元気すぎ。

しっかり学んでしっかり遊ぶ。勉強会でもあり、お祭りでもある。

そんなイメージが近いでしょうか。

非常に高い熱量

直近の第10回3DMUでは募集開始16時間で定員枠80名が埋まるという大盛況ぶり。運営としてこれほど誇らしくあリがたいことはありません。

しかしこれは逆に言えば新規参加者にチャンスが少ないことも意味します。これについては対策を講じていますので、本記事でも後ほど触れていきます。

十分なセッション時間

当勉強会では登壇者に30分枠か1時間枠をお選びいただく形をとっています。ディープな話題では運営サイドも1時間をおすすめしており、LT大会などと比べるとかなりじっくりとお話を聞くことができます。

長いセッション時間は登壇者の負担になることも重々承知していますが、ターゲットになるセッションに十分な情報量があることは、参加者にとって大きなモチベーションになっていることと思います。

広い分野のスペシャリストが集う場所

3DCGに関係していればなんでもOKという運営方針なので、登壇者・参加者ともに各分野のスペシャリストが多く集う点も見逃せません。

自分とは異なった視点を持つ方々との交流は、多くの刺激を得られるでしょう。

上記特徴を踏まえた運営方針と工夫

当勉強会の魅力をより大きくしていくために心がけている点や工夫している点をご紹介します。

多種多様な運営メンバー

ぼく(@kickbase)とライオンさん(@lion_man44)を主軸に、複数名のサポートメンバーで運営している当勉強会。

デザイナー、フロントエンドエンジニア、システムマネージャー、テクニカルアーティスト、建築パースと多岐にわたるスキルセットの方々にお手伝いをいただいており、多くの視点を持っている点がポイントとなるかと思います。

勉強会そのものが多岐に渡る技術をテーマにしているため、運営サイドも多様な視点を提供しています。

初心者に向けての施策

セッション構成として、必ず初心者枠を設けるようにしています。(何が初心者枠かは運営のさじ加減になってしまうのですが)

当勉強会はバリバリの現役プロフェッショナルも満足いただけるように、ホットな技術、アプリケーション、ワークフローなどのセッションを多くご用意していますが、学生さんなどがはじめて勉強会に参加したくなるようなセッションも大切にしています。

すべてのセッションを初心者枠にするつもりはないのですが、とっかかりになりやすくハードルが低いトピックスも入れるようにしています。

IT勉強会に不慣れな方へのフォロー

エンジニア界隈ではもはやおなじみのIT勉強会ですが、3DCG業界では勉強会自体の数が少なく、勉強会に不慣れな方もおられます。

そういった方々が次もまた来たいと思っていただけるように、運営サイドも配慮が必要になります。エンジニア系の勉強会ではノートPC持参でツイートツイート!という見慣れた風景も、3DCG勉強会ではノートとペンというスタイルの方が多く見受けられることからも文化の違いが垣間見えます。

「特定の文化圏にしか伝わらない文脈の言葉を用いない(用いる場合は必ず注釈を入れる)」、「毎回勉強会の流れを説明する」、「当日のツイートを把握し、疑問点や不安点をフォローアップする」

ひとつひとつは小さな努力ですが、大切にやっていきたいと思っています。

第10回 3DMUの反省と対策

ここでは直近に行われた第10回での反省点を踏まえ、これからの施策を考えてみました。

セッションが想定よりはやく終わってしまった場合

すみません!僕です!!!!

リハーサルを重ね、ボリュームを削ったのが仇となりました… なんと1時間枠で30分での終了!質問時間を多くとってもかなりの時間調整が必要となりました。

これを鑑みて、次回から15分〜30分くらいの短いLTを運営側で常時用意することとしました。

登壇者がヘルプを出した時、いつでも場をつなげるようなニッチ*1な話題のLTを用意しておくことで、登壇者の負担も減るかと思います。

初参加のハードルを下げたい

上述のように募集開始から16時間で満席というご好評をいただいています。参加者の多くはリピーターの方々であり、初参加者の方々がより気軽に参加できる環境を用意したいと考えています。

来年の開催は100名オーバーの会場とご相談させていただいており、実現すればこの問題は緩和されるものと思われます。

開催スパンについて

今年は会場や運用方法について模索していた期間もあり、開催スパンが長くなってしまいました。

来年はある程度定期的に活動できるといいなと考えています。

まとめ

来年は関西での開催も視野に入れており、会場やスピーカー、文化や温度感について不明点もありますが、面白いチャレンジかと思います。

今後も頑張って運営していきますので、みなさまよろしくお願いします!

明日のアドベントカレンダーは@lestrratさんのbuildersconとカンファレンス用のインフラについてなにかです。お楽しみに!

*1:ネタかぶりを避けるためにあえてマイナーなものを用意